ケルンの水は世界最古の香水で香水の原型のようなものだそうです。
この処方はよくあちらこちらに載っていますが、「香料文化誌」という本に
(C・J・Sトンプソン著)フランスの古い処方が載っていたので、作って
みました。
載っていた処方から精油を混ぜる割合を計算して、手持ちの精油で作るので、
ないものは似たようなもので代用しました。
使う精油はベルガモット、セドラ、レモン、ラベンダー、ローズマリー、ハッカ、
クローブ、タイム、ネロリですが、セドラとタイムがなかったので、セドラを
グレープフルーツでと思ったのですが、これもなかったのでオレンジスイートで、
タイムはユーカリで代用しました。
アルコールに精油を混ぜて作ったのですが、かいだことのある香りのような
気がします。
「オーデコロン4711」に似ています。
苦みのある爽やかないい香りなので、精油の殺菌効果を期待して水で薄めてルーム
コロンにしようと思います。